ターム留学
ニュージーランドに高校留学をする学生の留学の形の一つに、1つの学期の期間だけ高校留学を行う「ターム留学」とよばれるスタイルがあり、自身のスケジュール的に1年以上ニュージーランドの学校に通うのが困難な場合や、とりあえず1学期だけ通って体験してみて長期滞在に切り替えるか考えたい場合に選ばれることがあります。
1つの学期の期間は、前後期制が採用されている学校だと5ヶ月前後、4学期制をとっている学校であれば9~10週間程度です。公立校はほぼすべてが同じようなスケジュールですすみますが、私立校だと少し異なるスケジュールになっていることがあります。注意点はビザ申請の必要性の有無で、4学期制の学校にターム留学する場合だと取得不要ですが、前後期制の学校だと3ヶ月を大きく超えるので入学許可証を手に入れた上で学生ビザかワーキングホリデービザを申請しなければなりません。現在はインターネット上から移民局に直接ビザの申請ができるようになっているので、必要書類が用意できたら自宅から申請をしてみましょう。
ニュージーランド3ヶ月以上の期間の高校留学では学生ビザが必要
ニュージーランドは高校留学で人気がある国の一つですが、高校留学の期間によって学生ビザが必要になる場合があるので注意が必要です。具体的には、3ヶ月以内であれば必要ありませんが、3ヶ月を超えて1週間に20時間以上のフルタイムで授業を受けたいと考えている場合は、学生ビザが必要になります。取得するためには、教育審査・諮問機関NZQA(New Zealand Qualifications Authority)認定校の入学許可証が必要になるので、前もって準備しておく必要があります。
また、それと共にパスポートの残りが3ヶ月以上あることや、6ヶ月以上の高校留学の場合は身体検査・レントゲン受診証明、さらに本人名義の口座に留学期間が36週間未満の場合は約NZ$1,250/月の残高証明書、36週間以上の場合は約NZ$15,000/年が必要となります。必要書類が自分で用意できるものと、ニュージーランドの学校が用意するものが色々あるので、余裕をもって準備することをおすすめします。